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袂をわかてば良い

今回の小泉首相言うところの「郵政選挙」。
小泉氏が、徹底した反対派潰しに乗り出したお陰で、反対票を投じた自民党議員は、対立候補を立てられ、公認も貰えないという状況での戦いを強いられることとなりました。

今TVに亀井静香氏が出て、なんやかんやと述べていますが、そら違うやろと思うことも多々。
そも、現自民党総裁の小泉純一郎は、自民党員、自民党議員の総意に基づいて選出された総裁です。
小泉氏は、総裁選挙以前から、郵政民営化を公約として掲げて来たのであり、それを知った上での総裁選だったと記憶しています。
その上で選出された自民党総裁であれば、「郵政民営化」が自民党の総意たるべきであろうというのが私の考えです。
反対票を投じる時点で、自民党であることを捨てるくらいの覚悟は無くちゃいけない。
もし、それが違う、相違しているというのであれば、袂をわかてば良い。
それが自然の理屈というもの。

反対票を投じてなお後、自民党にしがみついている議員は一体そのへん、どう考えているのでしょう。
「議会制民主主義に反する」これは詭弁。
「郵政民営化反対」という確固たる意思があるのであれば、極論かもしれませんが、自民党を離れ、新政党でも何でも良いから立ち上げて徹底的に対抗すべきでしょう。
本来その業務を行うべき民主党は、現在の状態では実行力の無いクズの集まり。
ならば民主党、自民党に取って変わるくらいの勢いの政党を作るくらいの尽力をしなせ。

これを阻んでいるのが、「派閥」というクダラン代物。
自民党はこんな前時代的なものを大切に持ち抱えたまま今日を迎えました。
だから時代の流れに乗っていけない。乗り遅れる。
もっとも、古ぼけたジジイの集団だからそういう考え方は不可能に近いんかもしれませんが。

民主党を散々コキ降ろしていますが、私は元々、ド左翼の出身です。
平和教育を長崎で受け、日教組の先生方に学び、高校を卒業してからは、会社へ入り、地区労青年部の事務局長、議長をいう経緯を辿って、思想を固定化しました。
そして、連合初の選挙まで、私は徹底した社会党支持者でした。う~ん。どっちかというと共産党を激しく支持してたかもしれない。
だから天皇は激しい憎悪の対象だったし、日本国民は戦争責任を反省し、永遠に謝罪をし続けるべきだと思ってました。そして悪の枢軸が自民党だったんですよ。

会社を辞めて、自分でやり出していわゆる商売人になってからは、それまでの考えが180度変わってしまいました(笑)
天皇についても、戦争責任についても改めて検証し、考えていく中で、それまで信じて来たことが全部では無いにしても、間違った箇所も多々あることに気がつきました。
だから、

だからといって、キチガイの集団である極右、極左は絶対に支持できませんし、大同合意で合併、分離を繰り返し、理想論だけを述べて実行力が無くなってしまった民主党は支持できません。両方見ることができたから、言えるようになったことかもしれません。

いずれにしても、今回の選挙は国民がかなり関心持ってますから、投票率も上がるのではないかなと思っているのですが、ここで棄権して、民主主義を語るなかれ。
いつも投票してるみたいに、10枚、20枚と投票はできませんが(爆笑)必ず投票には行きたいと思います。

なお、3日ほど前に、カシールさんという方がお見えになられ、辺境の当ブログに投稿を残してくださいましたが、このお方、本当に読んでみたら素晴らしい分析力、文章力で魅せるブログを運営してらっしゃいます。も~ぜひぜひ一度、お読みになってみて下さいませ(^-^)

今回の郵政民営化の問題点についても、非常に鋭く問題の本意を突いておられます。
あたしゃ久しぶりにブログで感動しちゃったよい。まぢで。
逆にヒビバリなんてイキがってる自分がひっじょ~に恥ずかしかったり(笑
by hiroki_kuranaga | 2005-08-10 22:55 | 日々


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