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のっしい師匠へ長いお返事(競輪雑感)

旧日々罵詈の頃からず~っと書いてきましたが、私は自他共に認める「競輪狂」でした。
正直、競馬、競艇、オートと、公営ギャンブルは限りなくやって来ましたが、結局一番面白いと思ったのが競輪で、それは時を経た現在でも変わりません。

では何故、一度は競輪を止めたのか。
まあ、最大の原因としては生活が安定していなかった。という点が一点。
もう一点が、制度の改正(現行ルール適用)でした。

ちょいと前。もちろんご存知と思いますが、前制度の時には、地方でA級開催が山ほどあって、その中に現在、S級で走っている選手が山ほど配分されていました。
彼らはまさに「普通開催のスター」であり、本当に彼らの走りを見るために競輪場へ出かけて行きました。
当時は3地区戦が主流だから、地元の西九州の選手が主力級で、瀬戸内からごそっと。関東からちらほらと配分があって、結構豪華メンバーだったんですよね。
久富武(岡山79期)なんかも本当に強かった。原司(佐賀70期)も初日特選から張り切ってたし、兄貴の原敬二(佐賀60期)も超信頼出来る「地元のマーカー」だったんです。

ある時、S級から降格した北野裕宣(和歌山61期)が、武雄競輪普通開催に配分されて。
地元の司がこれを迎え撃ちました。初日特選は2分戦。
打鐘から一気に先行した北野。司を全く寄せ付けず余裕の逃げ切り。
S降格。S級で通用しなくて下がってきた選手(北野選手は次節はS2班で大活躍しました。)
だから弱いのかと言えばそうではなく、明らかにS級とA級の間には、大きな大きな壁がありました。だって。A級決勝なんかだと、あれだけ強かった選手が、S級に上がった途端、やれ969だの865だの。そこまでS級とA級は違うのか。という力の差を感じさせるものが多かった。

ところが、現行制度になってからは、まさにどんぐりの背比べ。
力が拮抗して面白いレースを。と考えたらしいんですが、単に全ての力量が下がっただけで、面白くもなんともない。レベルの高いレースではなくなった。そう感じたからでした。
だってA級特選の選手に、当時絶好調だった神山雄一郎(栃木61期)が入ればだれも打ち勝つ余地が無い。そう考えたからでした。

でも。100回に1回は神山が負ける場合だってある。
だって。それが競輪なんだから(笑)

私は結局こうやって戻ってきました。
人が走るから。人の思いが走るから。心の通じない機械や、言葉の通じないお馬さんや、ごごごごご~ってすごい音立てるお船やが走るわけではないから。
だからきっと面白い。昨日の渡部の優勝だって、まさにあれが「人が走る」結果。
展開見りゃヤオとも言われかねない。公正のカケラも無いかもしれない。
でも、あれは四国勢が、うんうん悩んで、悩んだ末に出した結論。
それが、師匠のおっしゃる「XX作戦」なのでしょうね(^-^)。

だから大好きなんです。「競輪」。

さてさて。本日は大垣F1で。
早速昨日、G3終了後のケロヨン君との祝勝反省会(笑)の中で、ケロヨン君がぼそりと
「大垣10レース、佐々木雄一(福島83期)の連絡み濃厚」。
私、佐々木は「捲り屋」の印象しかありません(笑)。逃げたら2着もあり得る。
そこで、出した買い目は、番手丸島真改(千葉64期)=佐々木の折り返しから、三槻智清(佐賀80期)、四元隆裕(和歌山79期)へ。

ところがここでしっぱい。
11レースと勘違いして、4時の投票でいいや~って思ってたのが。。。。。。10レースじゃん。
ふぅ。。。こんなんばっかだ。

明日からは、あちこちの普通開催が本格的に復活ですね。
さて、どこの誰を買おうかな。13日から、高知F1出走の井上辰也(岡山86期)を狙ってみようかと。永井清史(岐阜88期)のミニ版みたい(笑)
by hiroki_kuranaga | 2005-03-10 23:31 | 罵詈雑言


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