「競輪は、バンク上の格闘技」。
誰が言った言葉かは忘れました。まさにツバ競り合い。落車が多く、残念なレースもありましたが、「人が走るから面白い」という一面をまざまざと見せつける仁義無き戦い。これぞまさに格闘技。競輪。を感じさせてくれた準決3個レース。 9レース。見事な捌き(本当にこの子は横も巧い)を見せてくれた高城信雄(兵庫77期)。 逃げる吉田敏洋(愛知85期)を追い出しながら追い上げ、一瞬踏み遅れた加藤慎平(岐阜81期)を差し置いて番手にすっぽり。 高城の番手に居た、こういうレースを十八番としている、輪界のゲリラ、伊藤保文(京都71期)もびっくりの走り(笑)。 伊藤は加藤に捌かれ後退しましたが、昨日の反省点を存分に活かした高城が直線抜け出し1着。マーク加藤が2着、後方より捲り追い込んだ坂上樹大(石川80期)が勝ち名乗り。 10レース。正直言います。「金子貴志(愛知75期)は、不運だった。」。 逃げる稲垣裕之(京都86期)の番手、村上義弘(京都73期)は、やっぱり行ってくれた稲垣を、できるだけ残してあげたかったんでしょうね。 金子が最終バック、えっらい勢いで(本当に凄い勢いだった。。)捲って来たため、番手から出ようか稲垣残そうか、一瞬躊躇した瞬間の出来事でした。 (なんか個人的には、むしろ稲垣と村上の中を割ろうとした一丸安貴(愛知70期)の方が罪重そうな感じもするのだけれど^^;。。) 村上が躊躇無く併せていたら、金子は外へ飛んでたし、落車も起こらなかった。 前から言ってる「ヨコのレベル」が格段に落ちた証拠みたいなレース。 結局、捲り切った金子が1着入線も失格。いっぱいいいっぱいでふらふらになりながら稲垣が繰り上がり1着。レースに参加してなくて、やる気の無い9番手後方の中川誠一郎(熊本85期)がなんと2着。落車からいち早く立ち直った吉永好宏(広島80期)がタナボタの3着。 う~ん。。。。 11レース。突如の小嶋社長(石川74期)欠場で、ウマ不在の中、魅せてくれたのが山内卓也(愛知77期)。 こりゃ本当に強かった。通常なら飛んでる市田佳寿浩(福井76期)との中団争い。さらにそこから踏み込んでのバック捲り。そりゃ伸びやしなかったけど、アウト側、番手から捲りで飛び出した山口幸二(岐阜62期)を頭突きで殺し3着入線。 このレース、1着に来た小倉竜二(徳島77期)よりも、遥かに見応えのあるレースを見せてくれました。 不遇の事態で有力どころが片っ端から落ちましたが、F1の決勝戦よりは上の選手が残っての西王座決定戦。 さて。やりましょうか。 玉野競輪 西王座戦競輪 最終日 11R S級決勝 1 佐々木則幸 28 高知 79期 S1 捲逃 今回 初8, 二3, 準2 2 加藤 慎平 26 岐阜 81期 S1 自在 今回 初1, 西1, 準2 3 高城 信雄 29 兵庫 77期 S1 先捲 今回 初9, 二3, 準1 4 稲垣 裕之 27 京都 86期 S1 先捲 今回 一4, 二3, 準1 5 山内 卓也 27 愛知 77期 S1 自在 今回 初1, 西5, 準3 6 吉永 好宏 29 広島 80期 S1 自在 今回 一2, 二1, 準3 7 小倉 竜二 28 徳島 77期 S1 追込 今回 初3, 西6, 準1 8 坂上 樹大 27 石川 80期 S1 先捲 今回 一2, 二3, 準3 9 中川誠一郎 25 熊本 85期 S1 先捲 今回 初8, 二1, 準2 。。。。。。。。。。。。。。。。。並びがわからん。。。。。。。。。。。。。。。 並び解ったところで、コメントします。待て次号!
by hiroki_kuranaga
| 2005-02-21 20:26
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