小林某ではないけれど。

ふむ。それでは何が正しいという事になるのだろう。。
日本シリーズや、G1、G3の影で(←これは漏れだけだ。。失礼。。)あんまり大きな話題とはならなかった小泉首相の靖国参拝。
せっかくトラバをいただいたので、それなりに書いておこうと思います。

この、小泉氏の靖国参拝は、元々2001年の総裁選での「公約」が事の発端。そのうち、国会答弁で何度も「行く」って言ったので、そのうち本当の公約になってしまったもの。

で、行っちゃった後でいつも首相は「小泉純一郎個人として参拝を行っている」と申し上げておるのですが、当然、諸外国は黙っちゃ居ない。
「戦争の惨禍を2度と繰り返さない」という不戦の誓いを立てながらこの愚行は何だ!。A級戦犯を奉る靖国神社へ一国の首相が堂々と参拝して良いものか!バカにすんな!
となる。

もともと、純ちゃんが言っていた公約というのは「8月15日、終戦記念日に靖国参拝」。
でもこれ、実は一度も守られていなかったりします。
毎年参拝はしているものの、01年は8月13日、02年は4月21日、03年は1月14日、04年は1月1日となっていて、そういう意味では公約は果たされていない(笑)。

ワールドグローバルな視点で見れば、一国の首相、すなわち「公」である首相が、靖国神社に奉られた英霊にお参りする。というのは確かにおかしい。となるんでしょか。
他国にしてみれば、靖国建立の経緯や、歴史を考えると明らかに「我が国に牙を向いたアブナイ日本人」が奉られている=軍国主義時代の、日本の戦争に従事した連中が奉られている。
となるのだろうから、そう考えると、世間的には確かにおかしいのかもしれない。

なら逆に問おう。
「日本人が靖国神社を参拝すると、この先日本の軍国主義が復活するんですかい???」
明確な答えをいただきたいくらいだ。
「過去」だけで物事を語ってないかい?「未来」はどこ行った?

私は8月15日の時点で書いた。
それはあくまでも他国から見た歴史観であって、異なる歴史文化を持つ日本人のみの観点から見れば、「我が国の戦後日本の礎を作った人」も多く奉られているのだ。
靖国神社への参拝は、「日本国民の一代表として」行ったに過ぎない。
外交は外交で、当然「日本国民の代表として」行うのだから、国内、国外に対してそれぞれの対応方法=2面性が出てくるのは当然の事では無いかと認識している。

これに不快感をモロに表しているのは、中国、韓国。
なんでかアメリカまでが横槍入れている状態もあるものの、概ね「近隣諸国」と言われているかつて侵略を受けた方々だ。
アメリカは侵略、内政干渉大好き大得意じゃん。君らが言うたらあかんよ(笑)
ま、アメリカが言ってるのは、「近隣諸国とは仲良くしてね。そうでないとうちが困るの」というのが本音でしか無いのだろうけれど。

逆に台湾の李登輝総統は、小泉首相の靖国参拝を支持。
「多くの若者たちが国のために命を捧げたにも関わらず、その国のトップがそれに目を向けないのは大きな問題だ。小泉首相の靖国神社参拝についての考え方はもっともで、それに反対する人のほうこそ戦争の悲惨さというものを知らないのではないか。小泉首相の靖国神社参拝は日本の首相として当然の行為である。」
「どの国にも戦没者のための記念碑があり、台湾でも春秋には政府高官により参拝が行なわれているのに、日本に限って戦没者慰霊のための参拝に過敏に反応したり、とやかく口出しするのはおかしなことだ」としている。
で、また叩かれるのね。李登輝さん^^;お気の毒。

韓国の受けた被害は確かに満州国建国等の侵略色の濃いものであった事は否めない。
日本人が、日本人の土地を拡大するために韓国に攻め入り、勝手に「満州国」なる傀儡国家を打ち立てた。確かにあれは侵略だ。
この批判は公の立場として甘んじて受けても仕方が無いと思う。

だが中国は決して「被害者としての立場」だけの1面性で先の戦争を語ってはいけない。「加害者」の側面も色濃く残っている事をしっかり認識してからの発言なんだろうか?
日本で私が子供の頃から、「私達は先の戦争において、近隣諸国を侵略し、多くのアジア諸国に迷惑を掛けて来ました。この罪は一生償って行かなければなりません。」と教えられて来たように、中国では「私達は、先の戦争で日本人から侵略を受けました。その結果、多くの同胞が殺されて行きました。中国は何も悪くありません。日本が侵略をして来たので抵抗すべく戦っただけです。」と教えられている。

これ、本当に思うんだけど、どちらも間違いでしょう。
先の戦争はそんな簡単な2極制で語れるものではないだろうし、必ず我が国、中国双方に、歴史の闇に隠蔽された事実が多く有る筈だ。

何度も書くけれど、「盧溝橋事件」以降、停戦協定を締結しながら、何度も何度も協定違反を繰り返したのはどこのどなたですか?
結果日中戦争へと発展した経緯をお忘れか?

確かに日本は先の戦争で「無条件降伏」をした国だ。敗戦国だ。
だけれど、これ以上どう何の責任を取れと言うのよ。
いつまで自国の神社にも参っちゃいかんのよ。
先祖を奉るという風習は、昔っから日本にあったもの。それに対して「国として」言うのは他国の文化を理解していない。無視している証拠だとも取れる。
中国は現在すっごくパワーがある国。だから「大国たりたい」の思いが人一倍強い負けん気の国だ。それはそれで本当に素晴らしい事だと思う。
ただ、「自国がナンバーワン」という思いがあるのであれば、他の国の文化を理解するだけの度量を持てよ。小さい事に拘らない、他国の文化を理解し、受け入れる大器の器を見せてみろ。
それが本当のナンバーワンだ。日本で言う、横綱ってヤツだ。

うち流に言うなら、まだ武田豊樹(茨城88期)程度だな。
力は本当にあるのに、度量が無いからナンバーワンになれない。そんなヤツ。
全盛期の神山雄一郎(栃木61期)や、吉岡稔真(福岡65期)の器にはなってないよ。ガンガレ。

おっと。話が逸れた。。
じゃあ、仮に先の日中戦争が、中国に対して日本が完全なる侵略戦争を行ったとしましょ。
ならば中国政府は、通州事件を始めとする各虐殺の経緯を明らかにして下さい。
自分に都合の悪いとこを隠蔽、捏造するのは止めてください。
日本も止めましょうよ。隠蔽、捏造は。
そうすれば、初めて同じテーブルで話が出来ると思います。
そんな戦勝国、敗戦国の論理だけで、お互い馬鹿馬鹿しい批判を繰り返すのは止めようや。
言ってる事おかしいですか?

結局、「グローバル」といいながら、どの国も「自分だけ」なのだ。
でも、今回の事象は、お互いが、「我が侭聞いてくれないから怒る」ってレベルのものでしかないと私は思っている。
本当にグローバルなものを求めるのであれば、テーブルに着いたら国を捨て、個人を捨て、人間として語り合うしかない。
それが出来ないから、「国」が存在しているのであり、「国」が存在する以上、その国に対して執拗にちまちまと口撃を続ける。
実に小さなグローバル。ですこと。

ただ、純ちゃんへ。
玉ぐし料はおろか、献花料も払わず、本殿にも昇殿せず、本殿手前の拝殿でスーツ姿で礼をして賽銭を投じたのみの参拝だったらそらパフォーマンスだろ~^^;。。
遺族会や、靖国参拝推進派が求めてるのは、日本政府の代表である、「内閣総理大臣による公式な参拝」だ。それ考えると、今回の参拝は参拝反対派からだけでなく、参拝推進派からも批判が出そうだじょ。

ああ。また長くなった。。。さて。お仕事しよ。
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by hiroki_kuranaga | 2005-10-27 10:02 | 政治・世相


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