本当に有難い

日々罵詈に世相の事書くようになってから、色んな方が訪れて下さり、それに対し色々なご意見をいただけるようになった事は正直非常に嬉しい限りです。
元々、こういう競輪や政治、宗教の話って、一般的には大っぴらにする機会が少なく、その上口頭で行うとやたらと誤解を招くことが多いのでタブーとされているのですが、多くのブロガーはそれを日常として語り、討論し合っている。素晴らしい事では無いかと思います。

さて。昨日TBいただいた上、引用までしていただきまして恐縮しきり。
というのは、私が昨日書いた、
「連立の一翼を担う公明党でさえ、小泉が「おまいら。連立切るぞ。野党に戻るかゴルァ!」と言えば、あっという間に賛成に回るでしょ。現在の公明党はその程度の傀儡政党でしかないのだから。」という一文です。

ご自身のブログで、それに対して的確かつ冷静な反論をいただきました。
今日のお話は、このお話ということで。

まず、小選挙区における弊害及び危険性について。
現実的に結果が出てから危惧する以前に、改めて言うまでもなく、小選挙区制の危険性というのは導入当時から既に見切られていたこと。
導入に至る経緯は書きませんけれど、我が国初の国政選挙(1890年 第一回衆議院議員選挙)では小選挙区制が採用されています。が、最高得票者だけが当選してしまうことから、民意が反映されにくいという欠点を持っているため、第2回からは(途中で何度か小選挙区制の採用は行われているにせよ)何度も挫折、頓挫しながら、1996年10月の第41回衆議院議員総選挙から再導入されています。
もっともそのために、これまでの小選挙区制での反省を踏まえ、最高得票者以外の候補者に投票した人の民意を反映する補助的方法として、比例代表併用制用いられています。

もう十年以上も前のことになりますが、今回の小泉氏が行ったような事態を想定し、「執行部に権力が集中してしまい、党内民主主義が反故となってしまう。」と、小選挙区制度に反対する声が自民党内でも噴出していました。
「資本主義か社会主義かほど違う」とまで言わせしめた、当時実施されていた中選挙区制と小選挙区制の違い。
その頃、政治改革を議論していた自民党総務会の中で、小選挙区制導入反対の急先鋒だった某議員さんの発言ですが、発言主はなんと現在の小泉首相(笑)。不思議な縁で。。

そして、本命。公明党について。
なるほど、ブログを拝読して、公明党に関しての私自身の見識の薄さというものを再認識しました。それについては感謝いたします。

ではそれを踏まえた上で。
確かに、公明党のマニフェスト内でも、憲法第9条は、「第一項、第二項を堅持した上で、「加憲」という形での継続検討」ということになっています。
しかしそれでは、憲法第9条第二項に抵触する自衛隊問題をクリアすることは出来ません。
「加憲」であれば、あれだけの国家予算を使い、アジア諸国からも「軍隊」と見られている「自衛隊」は「戦力」としては認めないという全く矛盾した状態が生まれます。
そうなれば、自民党の悲願である、「憲法改正」でしかクリアする方法は無いんです。
現に、「加憲」の具体例は何一つ示されていません。示せないでしょう。
ご自身が引用されておられる、「衆院選当選者、憲法「改正する方がよい」81%でも、少しづつ動きが出てきているようなので、見守って行きたいと思います。

では何故、それほどまでに主旨も骨子も異なる筈の自民党と公明党、2つの政党が仲むつまじく連立しているのか。
何で自民党にそこまでの議席を渡す必要があったのか。その真意が解りません。
勿論、想定外の事象であったことは、公明党神崎代表の記者会見からも読み取れます。

確かに政策実現のためには、与党であるが一番の近道。
いわば自民党と連立することによって、自分達の政策を通す手段の一つであるのかもしれませんが、本来良い法案(そんなのがあるのかどうか解りませんけど)であれば、民主、共産も含め、連立を組んでいなくとも法案は通せる筈。
例えば、平成13年4月1日施行の「情報公開法」なんかはその1つですね。
法案の内容がどうかは謎として。

今現在、公明党が持っているジョーカーは、「参議院では我が党と連立していなければ自民党の法案は通らない」という1点に尽きます。
でも逆に見れば、「公明党は与党という盾を持ってのみ、現在の勢力を維持できる。他党と連立することでのみ、現有議席を確保できる。」という目論見なのかもしれません。
今回の衆議院選挙で公明党が自民党小選挙区制の立候補地区に単独で対立候補を立てていたらどうなっていたでしょうね。
連立の効果は実際ありました。選挙期間中、自民党候補が、「比例は公明へ」と訴えるケースも見受けられましたし。

確かに、公明は政界屈指の組織力を持った政党であり、確実に読める票も持っています。
自民もそれを利用したい。
しかし、全く相反する法案が提出された際、「与党」の公明党はどう動くのでしょうね。
それが今後の楽しみの一つではあります。

それをもって「傀儡政党だ」と書いたわけです。
まぁ、「持ちつ持たれつ」と書いた方が正解だったかもしれませんね。

>今の自民党では公明党がYESと言わないことは絶対に出来ない。

さて。そうなんでしょうか。
ちなみに私のブログは「競輪」が主のブログです。ですが、「絶対」はありません(笑)。
参議院でも自民党が単独過半数を越えたら、公明党の枠を越えてでも私個人はやると思っています。もっとも、やるのは小泉首相以上の役者が現れなければ実現不可能と見ていますが。

あと、民主党と公明党の連立だった場合の議席数については、何も言う事はありません。
IFであれば何でも言えるし、後出しじゃんけんと同じです。意味無いですね。

それと、余計なお世話かもしれませんけど敢えて。
私は非常に有益なTBをいただいたと感謝しておりますが、他の他所様のブログを引用した上で、「死んでくれ」はないっしょ^^;。
この一文で「がっくし」だ。
[PR]
by hiroki_kuranaga | 2005-09-13 22:49 | 政治・世相


<< 名古屋競輪G1 -オールスター... 守るべきもの >>