守るべきもの

やはりここまで自民党が圧勝してしまうと、危機感を抱く方々も多く居られるようで、概ねこの国は正常に移行しているようで何よりです。
各地のブログを拝見してみると、私も持ってた疑問、「郵政民営化、終わった後は何すんの?」という意見が多々見受けられてちょっと嬉しかったり。

あるブログでは、「郵政民営化には賛成だから、自民党に一票を投じたけれど、郵政民営化以外の事項については、自民党を支持していないから、郵政民営化法案可決後、速やかに解散総選挙を実施し、次代の国政を協議すべきである。」という意見も。

なるほど、それ納得です。
小泉さん曰く、「この総選挙は、郵政民営化「YES」か「NO」か」を問う選挙だ!」と公言してましたし、それ以外の事項には触れもしてませんでしたからね。

私も、郵政民営化には賛成の組であったので、自民党候補者に一票を投じました。
でも実は、比例区では共産党に投票しました。
我が地区でも、確かに共産党の候補者は立っていたのですが、共産党の立候補者に入れると、申し訳無いが当選の確率が非常に少なく、ほぼ間違いなく票が死にます。
しかし、比例区であれば、一票が確実に一票として生きる。そう考えたからです。

某党や、某党みたいに、中途半端な党に一票を投じる事は私的にはすごく不快だったので、独断専行の自民党候補と、それにしっかり反対出来る共産党。この両党に政治を託したという形になります。

で、結果はこの自民党圧勝。
この結果を受けて、あちこちのブログで噴出しているのが、「郵政民営化の次に小泉がやるのは、憲法改正」というご意見。

今回は、ちょっとその「憲法」に触れてみたいと思います。

ご存知の通り、現在の日本国憲法の改正手続きは、憲法第96条で定められる「各議院の総議員の2/3以上の賛成で国会が発議」し、「国民投票で過半数の賛成で国民の承認を得なければならない。」と規定されている。
つまり、ちょっとやそっとでは改正出来ないように規定されているんですね。

まぁ、今の状態なら前項は簡単。
「各議員の総議員の2/3以上の賛成」は、小泉得意の「脅し」をかければ弱腰の自民党議員は皆乗ってくる。
本来なら反対するべきであろう、連立の一翼を担う公明党でさえ、小泉が「おまいら。連立切るぞ。野党に戻るかゴルァ!」と言えば、あっという間に賛成に回るでしょ。現在の公明党はその程度の傀儡政党でしかないのだから。

しかし、仮にこれが通ったとして、次は私らに、「国民投票」という選択肢が回ってくる。
ここで、国民の過半数が憲法改正案に賛成してしまえば、晴れて憲法改正だ。

そして、ターゲットとなるのは、確実に「9条」。

綺麗ごとといわれるかもしれないし、有名無実と言われるかもしれません。
色々な意見はあるけれど、憲法9条は、私個人的には世界一美しい条文だと思っています。
敗戦後、その反省を踏まえて掲げられた「軍備放棄」。
例え連合国側の押し付けとは言え、私はこの9条が好きです。

ただ、同時に噴出して来るのが、「自衛隊」の存在。
ここは無茶苦茶矛盾しているのだけれど、私的には「国軍としての自衛隊」は必要だという判断をしています。勿論、グレーな「自衛隊」という名称では無く、「日本国軍」としても良いです。
但し、これまた綺麗ごとなのかもしれませんが「専守防衛」のラインは引きたい。

となると、警察予備隊の創設以来脈々と受け継がれてきた、「自衛隊違憲論」をまたぞろ繰り返すこととなってしまいます。

そうなると、9条を改正するしかありません。
確かに9条は好きです。好きですが、自衛隊の存在があるのと、近隣諸国の状況を見るにつけ、以上放ってはおけません。
核のターゲットを東京にロックオンしといて、ひたすら謝罪を迫るシナや、狂人が支配している北朝鮮がちょろっとした海の向こうにある我が国は、常に脅威に晒されたままという事実。
「ペンチラ」ならぬ「ジュウチラ」みたいな隣人しか居ない現状で、永久軍備放棄は格好のヤツラの的でしかありません。
但し、軍隊の保持と、その「存在理由」(「自衛」の為なら、「自衛」の為と明確に謳う事)を明確にし、尚且つ、詳細な「交戦規定」を明文化された草案が提出されない限り、9条は永遠に9条であり続けるべきだと思います。

その時が来た時、国民は必ず真意を問われます。
それまで、し~っかり見る目と判断力を養っておくことが重要でしょね(^-^)。
少なくとも、今回の郵政民営化みたいに、小泉に踊らされる事無きよう(笑)
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by hiroki_kuranaga | 2005-09-12 18:57 | 政治・世相


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