05衆議院総選挙終了

第44回衆院選挙は、衆議院定数480中、自民296、公明31と、与党が過半数はもとより、自民党だけで単独過半数を大きく上回る歴史的大勝で幕。
「この選挙で政権交代!」と意気込んでいた民主党は逆に64議席を失う大惨敗。
何がこういう結果を招いたのか。

要は、「解りやすかった」んだと思いますよ。
小泉自民党総裁は、「郵政民営化。YESかNOか?」だけに一点集中で問うた。
つまり、YESなら自民党と書け。NOなら別の政党名を書けという、もの凄く解りやすい論法でこの選挙戦を闘った。
対し民主党は、「郵政民営化・・・ごにょごにょ」という問い方だった。
民主党も基本的には郵政民営化はYESなんですよ。でも、全逓(日本郵政公社労働組合/現在のJPU)出身者も立候補者の中には多い。集票のためには、これらの要素を切り捨てられなかった。
おまけに、選挙戦開始時には「NO」だったものを、中途で「グレーなYES」に路線変更してしまった。これで一層解りにくくなった。

日本人は元々「解りやすい」のが大好きな民族。単純な思考回路の人が増えている昨今、自民党の方が解りやすかったというだけの話。

かつて同じような選挙がありましたねえ。もっとも、自民党が大敗を喫した選挙であるんですけどね。
1989年7月に行われた、第15回参議院議員通常選挙。通称「消費税選挙」。
この時には、消費税の導入、リクルート事件、牛肉・オレンジの輸入自由化の三つの問題が争点として争われて、これらの事項が「YES」なんかそれとも「NO」なんか。という簡単な問いを国民に投げかけました。
この時、自民党は議席を大幅に減らす歴史的大敗。
何と社会党が政権取っちゃう異常事態と相成りました。(私的には、ここで社会党の歴史は終焉を迎えます。政権政党となった瞬間、現実に抗うことが出来ず、保守政治路線へと変化して行ったのだから。「自衛隊合憲」なんてやっちゃった社会党に、極左の連中が付いて行けるはずも無く。。。。それでも支持してましたね。苦し紛れだったなぁ(笑))
そして、まだ記憶に新しい、1998年7月に行われた、第18回参議院議員通常選挙。これもまた「消費税選挙」。
消費税を5%に上げた自民党に対して、国民が「NO」と答えた選挙です。

でも、ちょっと考えてみると、実にバカらしいというか何と言うか。
日本国民の単純さ、バカさというのがわかろうというもの。

要は、「郵政民営化」は自分の生活に直接関わらない他人事。
ぶっちゃけ書けば、「俺達は日々つつましくビンボーに暮らしているのに、国家の予算で安穏と仕事している郵政事業や公務員は無駄だ。金食い虫め。さっさっと潰されてしまえい。」
ところが、消費税となると一転。「俺達からまだ搾取するのか。つつましくビンボーに暮らしているのに。」となる。

ワガママな連中だ。日本人は。
単に、でっかい安定した組織大嫌いなんで解体してちょ~だい。というだけで、自分の利権に絡まないから大賛成なわけ。
郵貯以外では、殆ど利用する機会の無い連中は、こぞって自民党マンセーとやった。

大局を見通せない国民が選んだ今回の候補者達。さぁ、この先どうなるか、楽しみですねえ。
郵政民営化はこれで完全に実行される運びとなった。次は何?北朝鮮と国交正常化すんの?
あんな国とは国交せんでもいいよ。あれはアジアじゃない(笑)。
それより拉致問題や年金問題にしっかり取り組んでくれ。そしてそれらをしっかり解決してくんろ。それと公明党を早く自党に取り込んでくれ(爆)

あ、でも憲法9条は触らんで。あれを触ればバカしか居ない日本国はまた迷走を始める。
あれはお題目じゃないよ。

書きたいことは山ほどあるけど、昼間はこのあたりで。

ん~。別府の決勝。。。こりゃ買えないけど、目を瞑って山本貴章(岡山76期)の2着で。
これもまたゴミ競輪で買えん買えん・・・(_ _;。。
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by hiroki_kuranaga | 2005-09-12 13:34 | 政治・世相


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